介護のニュース

近年、介護での悲しいニュースも数多くあります。

介護に疲れた息子や娘が、母親や父親を殺害してしまうといったものから、母親や父親が、娘や息子を殺害してしまうといったケースもあります。

80をすぎた高齢で、自分も要介護者だった母親が60を過ぎた寝たきりの娘の介護につかれはててしまい、殺害してしまうといったニュースもありました。

介護ヘルパーの方は、もっと介護の手助けをと考えましたが、母親の「娘は自分が介護をしたい」という強い気持ちから、見守ることにしていた結果起こってしまった事件です。

認知症の母親の介護で生活苦に陥り、母親と相談し母親を殺害してしまった事件がありました。

その後、自分も自殺を図るのですが、一命をとりとめます。

生活保護は介護のために会社を辞め、失業給付金をもらっていたため、認められませんでした。

しかし失業給付金の給付がストップし、カードのお金もデイケア費、アパート代が払えなくなり、心中を決意したそうです。

「生まれ変わるのなら、また母の子として生まれたい」

そう初公判で述べた被告の言葉に、重みを感じます。

けして殺害したいわけじゃなかった。

ただ、もう2人で生きていくのには、無理があった。

母親への愛情の強さが、生きていく辛さに負けてしまった。

介護する側も介護される側も年老いて行く“老老介護”は年々増えています。

誰にも悩みを相談できずに、虐待や殺人を犯してしまうといった事件が年々増えています。

介護は受ける側だけではなく、する側にも負担や、責任がのしかかります。

もっと世の中の人が介護に目を向け、介護をしている人の手助けをしていけるようになれば、介護をする側の負担も減るのではないでしょうか。

この事件で裁判官は「本件で裁かれるのは被告人だけではなく、 介護保険や生活保護行政の在り方も問われている。 こうして事件に発展した以上は、どう対応すべきだったかを 行政の関係者は考え直す余地がある。」と述べています。

このように、介護での殺人事件は、もちろん被告人が裁かれるべきではありますが、そうなったきっかけである介護保険等の見直しも必要であると感じます。

介護をする側の負担をもっと減らす策を国全体で考えることができたら、こんな悲しい事件はおこらないのではないでしょうか。

介護ヘルパー、介護師、老人ホームやグループホーム、介護用品の充実等様々な介護の手助けとなるものが増えてきている世の中ですが、しかし一方介護をする側の負担が減っていないのが現実です。

今後も深刻化するであろう、介護問題をもっと国全体で考えていくという世の中にするべきです。

 

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